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多血症とスポーツ選手

マラソンなどの長距離種目やスキークロスカントリー競技などの
競技者のなかでは酸素運搬能向上のため
高地トレーニングや低酸素環境下でのトレーニングを
取り入れられているのは聞いたことがあると思います。

このような負荷をかけることによって
ヘモグロビンの産生能力を刺激し増加することによって
酸素運搬能力の向上、つまり体力を上げようということなんですね。



ところが一方で、酸素運搬を担うヘモグロビンを
増加させるためにエリスロポエチン及び
これに類似する物質によるドーピングが行われるため、

血液中のヘモグロビン濃度が高い多血症と診断された
選手はドーピングの嫌疑がかけられる可能性があります。

しかしながら、真性多血症など骨髄増殖性疾患や
染色体変異により低酸素応答系が亢進している場合など、

ドーピングなどをしていないにもかかわらず
多血症の症状が出ている場合があるケースもあります。

最近の分子生物学の発展により、多血症の原因となる様な
シグナル伝達分子の異常が報告されるようになってきたため、

このような分子異常の検出システムを確立することにより、
多血症を呈する選手の原因特定が速やかに行われることが
選手にとっても都合がいいはずです。(不正をしている人以外は)

多血症だからといって
いちいちドーピング疑惑をかけられては
たまりませんでしょうからね。

検出システムの測定項目としては、

1)血中エリスロポエチン濃度
2)JAK2 V617F mutation
3)JAK2遺伝子配列
4)エリスロポエチン受容体遺伝子配列
5)プロリン水酸化酵素遺伝子配列
6)von Hippel-Lindau遺伝子配列

などがあるそうです。

1)2)は臨床検査会社で測定可能であるため委託しているそうです。

3) - 6)についてまず健常人の血液を用いて、遺伝子配列を読みます。

次に、比較的ヘモグロビン濃度が高いスポーツ選手の
血液検体例を用いて、比較をするそうです。


上記測定項目を含め、多血症を呈する競技スポーツ選手の
原因特定をスムーズに行うためのフローチャートは
現在も研究中であり

研究期間も短期であったため、少人数での解析しかできていないようですが、
現場で役立つものにすべく、研究期間終了後も
同意を得られた選手の検体を用いて研究を進めているそうです。


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