新生児 多血症、実例
新生児多血症の実例を紹介
これはある人の実体験である。
「昼過ぎに看護婦さんが検査をすると
赤ちゃんを新生児室につれていく。
医師が来て
「減っていくはずの赤血球の数値が下がらないので新生児多血症」
の疑いがあること。
新生児多血症を放って置くと血管が詰まる恐れがあるので、
総合病院に転院させ調べます、と言われる。
ショックはあったものの、
それよりもやっと母子同室になれた日に
また離れてしまうことが悲しかった。
1時間後、赤ちゃんは救急車で転院していった。
新生児多血症は大抵の場合は大事には至らない。
だが、このようなケースも起こらないとは言い切れない
ことを思い知らされる。
その後はどうなったろう?
実例の続き
「私たちも手を消毒し、帽子、マスク、白衣を着てNICUへ。
足に点滴用の針が刺されていた。輸液治療は昨日済み、多血症は改善されたとのこと。
入院してすぐに合併症はないか調べた結果、心臓他全く異常なしとのことであった。一安心。
NICUにいる子供たちは超未熟児の子が多かった。
数日後、めでたく退院。
多血症のほうは今後も問題はなく安心してよいとのこと。
退院時の体重、2668g。出生時より100gほど減っていた。
どうやら、無事退院できたようだ。
輸液治療とは水分を点滴により補給する治療で多血症改善に効果がある。
体重が減少していたことから、入院中はかなり
負担がかかっていたのかもしれません。
でも無事に退院できてよかったですね。
すくすくと成長していくことを願っています。